必ず一冊は読みたい稲盛和夫さんの著書

先日8月24日90歳で亡くなった世界的に著名な日本人実業家稲盛和夫さんのご冥福をお祈りいたします。日本だけでなく、世界中でも尊敬された企業人。
何冊か読んで中での稲盛和夫さんの著書「生き方」よりKindle版より一部引用


人生の真理は懸命に働くことで体得できるそれでは、人格を練り、魂を磨くには具体的にどうすればいいのでしょうか。山にこもったり、滝に打たれたりなどの何か特別な修行が必要なのでしょうか。そんなことはありません。むしろ、この俗なる世界で日々懸命に働くことが何よりも大事なのです。後の章で詳しく解説しますが、お釈迦さまは、悟りの境地に達する修行法の一つとして、「精進」することの大切さを説いています。精進とは、一生懸命働くこと、目前の仕事に脇目もふらず打ち込むことです。私は、それが私たちの心を高め、人格を錬磨するためにもっとも大事で、一番有効な方法であると考えています。一般によく見受けられる考え方は、労働とは生活するための糧、報酬を得るための手段であり、なるべく労働時間は短く給料は多くをもらい、あとは自分の趣味や余暇に生きる。それが豊かな人生だというものです。そのような人生観をもっている人のなかには、労働をあたかも必要悪のように訴える人もいます。
しかし働くということは人間にとって、もっと深遠かつ崇高で、大きな価値と意味をもった行為です。労働には、欲望に打ち勝ち、心を磨き、人間性をつくっていくという効果がある。単に生きる糧を得るという目的だけではなく、そのような副次的な機能があるのです。ですから、日々の仕事を精魂込めて一生懸命に行っていくことがもっとも大切で、それこそが、魂を磨き、心を高めるための尊い「修行」となるのです。たとえば、二宮尊徳は生まれも育ちも貧しく、学問もない一介の農民でありながら、鋤一本、鍬一本を手に、朝は暗いうちから夜は天に星をいただくまで田畑に出て、ひたすら誠実、懸命に農作業に努め、働きつづけました。そして、ただそれだけのことによって、疲弊した農村を、次々と豊かな村に変えていくという偉業を成し遂げました。
稲盛 和夫 (2106-02-07T15:28:15.000). 生き方 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.265-274). サンマーク出版. Kindle 版.
稲盛 和夫 (2106-02-07T15:28:15.000). 生き方 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.250-264). サンマーク出版. Kindle 版.
なお読むのは面倒な方はオーデオブックでも便利です

私の体験からいえますが、
人様からあてにされること、
人様から喜んでもらえること、
人様の役に立ったと思う時こそ、自分の喜びではないでしょうか。
その逆は人を不幸に貶める原因となる気がします。
好きな人が出来て、一緒にそばにいて幸せにしてやりたい、子供ができれば子供の成長喜び、将来のために学業をさせてやりたいために懸命に働く。懸命に働くことにより自分も喜びが生まれる。そうした連鎖の一つ一つが積み重なって人生を振り返ったとき充実感がモテる気がします。人一倍仕事に取り組めばそのうち周りが「達人」として尊敬されるようになるのではないでしょうか。人生の目標を持つことは大切ですが「短兵急を目指し」脱兎のごとく焦ってもそれは逆に失敗の元になる場合もあります。
偉人の生き方に学ぶことも、政治でみんなのために働きたいと思うことも、あるいは先人の長年の叡智が詰まっていて今日があるのだと思う。
どんな方にも幸不幸のない人はない。思い迷いある時は神社仏閣に触れるのも良いでしょう。心落ち着かせる時間は大切ですね。一番身近なのは偉人による読書ではないでしょうか?SNSやYouTubeなどネットも必要ですが、そのSNSの書き込みに中にも良い図書の紹介には実際に触れてみたいです。

ただ、世界連邦政府は残念ながらロシアによるウクライナ侵略を見て空想論だったですね。昔「世界は一家、人類は皆兄弟」というのもありましたが。人類というものは進化につれて皮肉にも欲得が顕著になってしまいました。

ドクダミ科ハンゲショウ

70過ぎて失敗やドジの連続の私がようやく気がついたこといえば「簡単に手に入るものは簡単に失うもの」お金も物も仕事もそういうもんだなということ。これからどれくらい人生が残っているかわからんが今からでも頑張ろう!
好きこそ物の上手なれ。惚れて通えば千里の道も一里なり(笑)