読んで悩む著書

遠藤誉さんの著書「チャーズ」」以来、次に読んだ著書は「米中 貿易戦争の裏側」です。ロシアによるウクライナ侵略は世界中を巻き込んだことが「温暖化による氷河崩落」の如く勢力図が激変してきている。それは三極化か?・中国・ロシア勢力圏と・アメリカとEU圏と・インドのように両睨みで良いとこ取り勢力勢。

いつの時代も情報を制するものが世界を制することに変わりはない。特に中国は孫子の兵法などに見られるように、それを国家ぐるみで進めている。国家戦略は、情報戦・法律戦・世論戦の三戦というらしい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/64fd1af6a256e8b3f13627750457eb5b45b3f7fc 中国の深遠なる活動「三戦」とは? – Yahoo!ニュース

そもそも資本主義が産んだグローリズムに対して、社会主義、共産主義は自国主義のナショナルリズム。より安く良いものを消費者に提供するための、安い原料、安い労働力、大量生産を求めて発展途上国へ進出した結果発展してきた資本主義の世界。一方それにより成長の果実を個人への分配を制限し、国力向上のためにしこたま使ったのは隣国。その制度は一国、一党独裁により、国民への説明責任も果たさないし、合意も形式的なもの。党内権力を掌握し続けられさえできれば絶大な権力を発揮できる。日本にはそうした複数の国に囲まれている。

果たしてこのような国に対して、自由奔放な主義主張ある国民の理解を求めることに窮する国(政府)が太刀打ちできるのかとも思ってしまう。確かに独裁は、その象徴たる独裁者が弱目になったり、倒れる時には大きな混乱を産み、国民は路頭に迷う羽目になるのが長い歴史が物語っている。自由にものが言える国に住むことは幸せだが、団結してまとまれないのは時として不幸な気がする。

人類は皆兄弟で一つなのだが、一家になれないのが人間の性なのでしょう。

ウクライナとロシア紛争はいつかは終わるが、その終わりかた次第ではまた新たな紛争の火種になるかも知れない。宇宙人が地球生命体を襲うことでもなければ一家になれないのか?
銃弾に倒れてしまったが、世界を俯瞰した安倍外交は大いに学び継承すべきだと思うが‥弔問外交はどんなになるのだろう?

遠藤誉著書

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