町の奨学金制度と行政の予備費

8月30日上毛新聞記事より

ふるさと納税(ふるさと応援寄付金制度)の他に、町独自の奨学金制度を設けるにあたり、将来的予算確保が懸念されたが、時代の流れというのか、メセナ活動の一環で公的機関への寄与行為が増えてきているのではないかと想像するところです。(投稿前に一部修正)

ねぎとこんにゃく下仁田奨学金制度は、高校、大学進学者へ学費など支援制度。卒業後下仁田町へ一定期間在住することにより支援した学費補助返済を免除する制度。

昨年と今年度は特に奨学金制度への原資となる寄付が莫大な金額になっています。

令和3年度末現在の

ねぎとこんにゃく下仁田奨学金基金残高は、119,046千円(約1億1,904万円)となっています。

さらに財政調整基金残高は、

令和3年度末現在財政調整基金、1,714,539千円(17億1,453万円)になる見込み。

町財政全体における基金残高は、

一般会計基金分では、2,799,699千円(27億9,969万円)になる見込み。

特別会計を含めると、2,965,429千円(29億6,542万円)になる見込みです。

下仁田町ネギとこんにゃく奨学金への寄付

[予備費について]

https://www.tokyo-np.co.jp/article/198869 東京新聞<社説>国葬 予備費から 財政民主主義に反する

首相や重要人物が亡くなることを事前に予算化できないので予備費から拠出。財政法は不測の事態に備えるためで、まさに元首相が暴漢により暗殺されるという不測の事態だろう。

注1:「予見し難い歳出予算の不足に充てる」ため,歳入歳出予算に計上される費用 (憲法,財政法) 。 予備費は財務大臣が管理し,その使用は必要に応じて閣議で決定する。 ただし,予備費の支出について内閣は事後に国会の承諾を得なければならない。

注2:https://note.com/iwazaki_m/ 近日中にnoteに移ります。

注3:https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_denen/koushien.html デジタル甲子園 前橋市、嬬恋村

群馬県から宝くじ高額当選でたー

サマージャンボ宝くじ前後賞含めれば7億円の高額当選者が群馬県内発売所から出たようです。

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1617434 福井新聞 サマージャンボ宝くじ、2022年に1等5億円が出た都道府県、売り場どこ 東京や大阪、鳥取などで計17本

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1581012 福井新聞 群馬県_ジャンボ宝くじで高額当選、1億円以上当たった売り場一覧 市町別まとめ

群馬県安中市ベイシアチャンスセンター

興味は、一人の方が連番で前後賞総なめなのか、前後は2人に分かれたのか人ごととはいえ興味深々。

それでは、宝くじの一等の当選確率はいかに

https://life.saisoncard.co.jp/money/wisemoney/post/c16/ 【徹底解説】宝くじが当たる確率は?他の事象との比較と当選確率の高いくじを紹介

年末ジャンボの1等は、当選確率2000万分の1と非常に低いです。当選確率が低い理由は、宝くじの発行枚数の多さにあります。

連番10枚買えば必ず300円は当たりますが、一等に当たるのは極々稀で、ほぼお金をドブに捨てるの同然だとわかっていても、買わなきゃ当たらない宝くじということで、ほぼ毎年2回だけは買っています。(大当たりした方のその後の人生はいかに?)

話は変わりますが、今年も異例に早い梅雨明けでしたが、その後晴天は少なめで夏らしい暑さは何日もないような気がしますが、これからも台風の接近、上陸には予断は許さない季節となります。

https://gendai.media/articles/-/98890?imp=0 台風・大雨で壊滅する日本全国「危ない地名」リスト…昔の人は全部知っていた

町村合併のたびに地名が変わり、段々土地の性質を代弁したような地名が少なくなった。それは一方では、地名を正しく理解しない人たちの偏見や差別を生んだ歴史もあった。

下仁田町では、直近で2019年10月の台風19号による甚大な被害が発生しました。

2019年台風9号による大雨は洪水は下仁田町の中心部にある牧口橋の橋桁付近まで水嵩が迫った。

また、その以前でも2007年9月の台風9号による被害は激甚災害してを受けました。

http://www.shimonita.ne.jp/blog/asmo/archives/2007/10/post-67.html 激甚災害指定

広報に見る語り継がれる歴史

下仁田広報には毎月「語り継がれる歴史」を里見哲夫氏が、下仁田町の歴史を探訪してくださっている。初めて知ることばかりで、御歳90歳半ばとは思えない知識欲にはびっくりするばかり。流石に2度に渡り裕仁天皇に進講されただけあります。

その中の、土屋文明が大正15年に余地峠を越えて下仁田へ入った時に、実業家だった父を思い次の様な詩を読んだそうです「吾が父が石灰(いしばい)焼きて損したる青倉山に夕日かがよふ」 近藤芳美著『土屋文明』 土屋文明は高崎出身だが、父は佐久生まれだったとの事です。また、甘楽郡という地名はとても古く多胡の古碑(711年)日本三古碑 – Wikipedia にすでに刻まれているそうです。

筆者の里見哲夫氏(2020年当時93才)

また

吉崎公園の文学碑 里見哲夫

古きより 多き歴史の あとしのぶ

いこえる今は 公園として

北上 健の詩碑と原 河鹿の句碑を紹介しています。

https://www.town.shimonita.lg.jp/ 下仁田町HP

北 上 健の詩碑
青 岩
鏑の川はぎりぎりの線で描かれる
山塊を写し 谷間を縫って
流れて止まない 悠久を刻む
ながれは石の 砦を築き
絶えざる愛をささやき
過去と未来の接点を 示して
君 ぼくの生活を 起生させた
流れて止まない 悠久を刻む
いつまでも ゆるぎのない
流れの中の 青い岩
原 河鹿の句碑
萱替ふや むかしながらの
石の屋根
1段目左に、
「吾が父が
石灰(いしばい)焼きて
損したる
青倉山に
夕日かがよふ」 
近藤芳美著『土屋文明』とあります
その後に下仁田ジオサイトにちなんだ短歌を詠む里見氏

内心の自由

赤とんぼ舞う気候になりました。

義理姉から届いた野菜

連日統一教会と政治家の関わりが取り上げられ、今では地方自治体、首長、議員までその接点や姿勢が問われ、またそのことを表明しているケースを多く目にする。

私も選挙のたびに様々な方々に応援してもらっているが、どこのどなたがどんな思想か、宗教を信じているかわかりません。ですから「〇〇教会とは接点はありません」などと断言など困難です。地域を構成する有権者は、大なり小なり皆様と様々な関わりがあり、それを特定の思想があるからといって排除は不可能だと思います。思想信条がわからないのだから忖度も施策に反映などあり得ません。もっとも世界では同じ宗教でも宗派が異なることで長年争っている地域もあります。

確かに、統一教会に限らず社会問題化した団体や組織はありますが、反社会的勢力 – Wikipediaによる反社会的勢力排除条項」という。また、代表的な反社会的勢力が暴力団であることから「暴力団排除条項

など指定されていればある程度調べれば分かりますが、「私は反社会活動団体に属しています」などという人はいません。一目ではわからないでしょう。今回のケースは、様々な被害者が相当数出ていて、そのことを承知で利用していたとすればその責任は逃れられないでしょう。その問題の解決にあたる立場になるわけですから。

しかし、この問題を取り上げているマスコミの中には「日テレ、旧統一教会が指摘した「24時間テレビ」への信者のボランティア参加に「参加される方の個人的な思想・信条に ついて確認することはいたしません」としているコメントを出しています。そのことを調査したら「憲法19条思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」に抵触し違法となります。

https://houritsu.tac-school.co.jp/blog/gyosei/1805020107.html

確かに、住民一人ひとりのご意見は大切にしなければなりませんし、色んなご意見をお聞きしながらその声を行政に反映する努力を日々していかなければなりません。

発言に責任ある立場と、そうでない立場があると思います。社会の公器と言われる新聞テレビさえ、間違った報道しますし、またそうであっても滅多に訂正や謝罪などしません。つまり言いっぱなしの立場と、その発言、行動に責任が伴う立場が異なります。

人が生きていく上で法律は守らなければなりませんが、そうかといって法だけ守っていれば生きていけるかというと、そうとも限りません。むしろ常識的に法を意識しなくともお互いを尊重し、助け合い、迷惑を最小限に生きていくことの人が多いと思います。

心の悩みということもついて回ります。その解決を何に求めるのか人それぞれ異なります。第十九条思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。とあります。内に秘めたるものはどんな思想でも守られます。自分と同じ意見や考えを他人に押し付けることや、そのことが人に害を与えてはいけないことを守りながら住み良い社会にしていきたいと思います。

お詫び

私のブログの書き込みは、通常は夜の内に行いますが、公開は翌朝に時間設定しておき公開しています。理由は、書き込んだ内容を読み返すためにそのようにしていました。修正もリビジョンで記録が残るのでそれでも良いかと思ってましたが、それでも公開後も不適切な部分や誤字脱字もあります。やはりあまり修正はしないようにするために別なファイルで下書きした上、チェックしてから公開するようにしたいと思います。(私的)日記とはいえ公開しているものですからできる限り修正はしないでおきたいと思います。

これからも完璧を求めて情報公開が遅れても意味がなくなる情報もあります。反省すべき点は反省し、できる限り適切な時間には書き込みはしたいと思います。お見苦しい点はお許しいただければ幸いです。今後も努めて情報公開を進めて参ります。よろしくお願いいたします。